当院が算定している診療報酬上の加算について、ご説明します。

1. 明細書発行体制等加算
2. 一般名処方加算
3. 医療情報取得加算
4. 医療DX推進体制整備加算

【明細書発行体制等加算】

これは、明細書を無償で交付する医療機関としての加算です。

当院では算定した診療報酬の区分・項目の名称及びその点数または金額を記載した詳細な明細書を無料で交付しています。

　※明細書の発行を希望されない場合は受付にてお申し出ください。

【一般名処方加算】

当院では、後発医薬品（ジェネリック医薬品）がある場合、個々の薬の名前ではなく、薬の有効成分の名前（一般名）で処方することがあります。これを「一般名処方」と言い、一般名処方を行ったことに対する加算です。

以前は、先発医薬品の名前を処方箋に記載することが多かった為、一般名処方を行うことにより、国が推進している後発医薬品の使用を行い易くしたという意味合いがあります。

安定した病状でずっと同じ薬を服用していて、いつも同じ薬局で調剤してもらっている方には一般名処方をする意味はあまりありません。しかし、新しい薬を開始したり薬を変更した場合、初診の方、調剤薬局を頻繁に変更する方、あるいは、薬の供給が不安定な状況では、一般名処方が意味合いを持って来ます。

【医療情報取得加算】

これは、マイナ保険証の利用等を通じて診療情報を取得・活用する体制を整備していることに対する加算です。

及び

【医療DX推進体制整備加算】

これは、オンライン資格確認やマイナ保険証の利用等、医療DX（医療のデジタル化）を推進する体制を整備していることに対する加算です。

当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しており、受診される方の薬剤情報、特定健診情報、その他必要な情報を取得・活用して、より良い医療を提供できるように取り組んでいます。また、マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるように取り組んでいます。